Spring for Androidを使ってみる2-とりあえず使ってみる

Spring for Androidを使ってみる2-とりあえず使ってみる

Clock Icon2012.06.09

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Spring for Androidのサンプル

前回Spring for Androidをダウンロードしてきたので、とりあえず動かしてみましょう。
EclipseでAndroidプロジェクトを作成し、Spring for Androidのモジュールを使用してみます。

サンプルアプリケーションの準備

今回使用した動作環境は以下のとおりです。

  • OS : MacOS X 10.7.3
  • Eclipse : Indigo SP1
  • Java:1.6.0_31
  • Spring for Android: 1.0.0 RELEASE

サンプルアプリケーションの作成

アプリケーションの作成からサンプルコードの実行までを行います。 EclipseでAndroidプロジェクトを作成してください。仮に名前をSpringSampleとします。

次にプロジェクト直下にlibsディレクトを作成します。
この中に先程ダウンロードしたSpring for Androidのjarファイルをコピーしてください。

  • spring-android-core-1.0.0.RELEASE.jar
  • spring-android-rest-template-1.0.0.RELEASE.jar

デフォルトで生成されたSpringSampleActivityのonCreateメソッドにSpring for Androidを使用するコードを記述します。
ここではドキュメントにあるサンプルコードを利用します。
Google検索をRestTemplateクラスを使用して行ってみます。

	@Override
	public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
		super.onCreate(savedInstanceState);

		//Httpリクエストをメインスレッドで行えるように暫定対応
		StrictMode.setThreadPolicy(new StrictMode.ThreadPolicy.Builder().permitAll().build());

		String url = "https://ajax.googleapis.com/ajax/services/search/web?v=1.0&q={query}";
		RestTemplate restTemplate = new RestTemplate(); 
		restTemplate.getMessageConverters().add(new StringHttpMessageConverter());
		// URLに対してGETリクエストを送る。queryには第3引数をセット
		String result = restTemplate.getForObject(url, String.class, "SpringSource");
		Log.d("RestTemplate result", result);

		setContentView(R.layout.main);
	}

最後にAndroidManifest.xmlにINTERNET権限を追加します。

    <uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />

これでアプリケーションを実行すると、Google検索結果をログで確認することができます。

まとめ

非常に簡単にHTTP通信ができました。
次回からはSpring for Androidの機能をいろいろと使用してみたいと思います。

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